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2023年4月2日日曜日

合格実績に寄せて 受験生応援

合格実績に寄せて、ウチの塾の特徴など。

私たちの特徴を一言でいえば、「ランクアップ」だと思うに至りました。

これまでずっと、「ウチの特徴ってなんだろなー」って、そう、ずっと考えていたんです。

「ランク」っていう言い方も嫌だったのかもしれません。

「ジャンプアップ」のほうがいいような。

でも、中学の成績によって高校は「ランク」分けされるし、

通っている高校から入れる妥当な大学の「ランク」も存在します。

ゲームにも「ランク」はありますしねえ。

「カースト」のほうが嫌な言葉ですよ。階層が固定されている感じがして。

「ランク」は移動するじゃないですか。


具体的にどんなランクアップがあったかというと・・・

深沢高校→明治大学

永谷高校→駒澤大学

南陵高校→青山学院大学

南陵高校→駒澤大学

南陵高校→國學院大學

南陵高校→法政大学

舞丘高校→青山学院大学

横須賀学院高校→学習院大学

鎌倉高校→慶應義塾大学

市立金沢高校→慶應義塾大学

鎌倉学園高校→慶應義塾大学

栄高校→横浜国立大学

合格体験記も載せていますよー。

こうして見てみると、慶應に入学した子たちも「合格して当たり前の高校」ではないでしょう?

青山学院や明治や法政に入った子たちなんて、高校の偏差値は50くらいですよ?

それが偏差値60を超える大学に入る。ドリームですよね?

あ、中学生も成績が上がるのなんて当たり前です。


でも、なんでだろ?って考えたときに、わからないんですよ。子どもたちが伸びる理由が。

別に特別なメソッドがあるわけじゃない。

でもこの前、合格した子に言われたらしい(また聞き)のが、「作戦」がすごいのだそうです。

たとえば、英語が苦手ならまず英検2級を取れと。

そして漢字をやれと。

現代文なんか本文が読めなくても、テクニックと語句で点が取れると。

それらが当たったと言うんです。

徹底的な基礎練習。でも一人じゃできない。塾にいればできる。

そういうことらしいです。

MARCHだから、早慶だから、国立だから難しいことをしなくちゃいけない?

違うんです。

誰もができる当たり前の問題を、瞬時に正確にできることが最も大切なんです。

速読? 何それ? ですよ。


もちろん、一人一人に、いろんな壁があります。

それを打ち破れる子もいれば、残念ながら破れない子もいます。

でも、打ち破れる子はほんの少しじゃない。けっこういます。いや、かなりいます。

自分の心の中に作ってしまった壁は、自分で壊せるんです。

来年の受験生、そしてそのさらに先の受験生、がんばれ。


ご意見・ご連絡は・・・

yokohamatotal@gmail.com

へおねがいします。

2022年9月25日日曜日

高校の偏差値別・大学受験への心構えその2

 どんな大学受験生活になるか、高校の偏差値別でざっくりと

★偏差値7075の高校

上位層は東大・京大・一橋・東工大(合わせて東京一工と言う)に合格する子もいるし、医学部医学科へ進む子もいます。

そのような環境の中、中位層が、平均3600時間ほど勉強し、早慶に合格します。

早慶に落ちても、多くが上智や理科大や、MARCHなどに進学します。

下位層はそもそも勉強していないので、どうなるかは彼ら次第です。

偏差値70以上の高校とはいえ、勉強しなければ大学には入れません。


★偏差値6569の高校

これらの学校からは、東京一工や医学部医学科に合格する生徒は数人になります。

一方で早慶を目指す子は多く、そもそも勉強は苦痛ではないので、平均3600時間ほど勉強し、上位3分の1くらいが早慶に合格します。

早慶に落ちても、中学内容に穴は少ないので、1800時間程度の勉強で上智や理科大や、MARCHなどに進学します。

下位層はかなり苦戦を強いられます。

 

★偏差値6064の高校

これらの学校からは、早慶に合格する子は学年で10人前後になります。

このレベルの高校の生徒は中学の内容に穴があるため、MARCHに合格するためには平均3600時間が必要になります。

そして上位3分の1くらいが、上智や理科大や、MARCHなどに進学します。

中位層は、ニッコマレベルに進学する子が多数派になります。

 

★偏差値5559の高校

これらの学校からは、早慶に合格する子は学年で数人になります。

MARCHに合格するのも、数十人です。

中学内容に穴がある生徒がほとんどのため、MARCHに合格するには平均3600時間が必要ですが、そこまで勉強する生徒が少ないのかもしれません。

 

★偏差値5054の高校

これらの学校からは、MARCHに合格するのは学年で数人、早慶には数年に一人になります。

勉強慣れしていない生徒が多く、3600時間まで勉強する生徒が少ないのかもしれません。

意識としても「MARCHなんか無理」と思っているかもしれませんし、MARCHを目指して勉強し始めても、道のりの遥かさに愕然とすることもあるでしょう。

 

と、ここまでで言いたかったのは、大学受験は想像より数倍大変だよ、ということです、

大学受験には高校生の上位半分が参加します。

上位半分とは偏差値50以上ですから、偏差値50の高校は大学受験の世界では最後方になります。

偏差値60の高校でやっと真ん中あたりですから、偏差値60を切る高校からは、ニッコマレベルに合格するのもたいへんなのです。

それでも、夢を追うことはとても美しいことで、私はそういう子を全力で応援したい。

無理なら途中で志望校を下げてもいいじゃなないか。

ただ、目指さなければ合格はないんです。

目指したら、正しく勉強しよう。

3600時間の勉強に、前向きに、ときに無心で、取り組んでみては?


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2022年9月18日日曜日

高校の偏差値別・大学受験への心構えその1

さて、高3にとっては、勉強に焦りが、志望校選びに迷いが出始める時期だと思います。

ちょうど指定校推薦が決まる同級生が出始める時期でもあり、一般受験組の不安やイライラはピーク・・・に達するかもしれません。

とはいえ、一般受験で合格したければ正しく勉強するしかありません。

今回はデータも使いながら、これからどう勉強すればいいのか、【真実】を追求したいと思います。


まずは早慶・GMARCH文系のお話から。

ここは横浜だけあって、早慶・MARCHの人気は非常に高い。

データは下記(他塾さん!!)から引用させていただきます。

https://www.youtube.com/watch?v=atvYIwQBgIM

https://www.youtube.com/watch?v=gOHeSjCsX40

※前提として、高校の偏差値と大学の偏差値は10違う、と考えてください。

 高校受験者の半数しか大学に進学しないからです。

 つまり、偏差値60の高校の生徒が、あまり無理なく入れる大学の偏差値は50です。

データからいえることを大雑把に。

★中学内容をコンプリートしている生徒が、早慶に合格するための平均勉強時間は、3600時間

★中学内容をコンプリートしている生徒が、MARCHに合格するための平均勉強時間は、1800時間

★中学内容を復習しなければならないが、勉強習慣がついている生徒がMARCHに合格するための平均勉強時間は、2200時間

★中学内容を復習しなければならなくて、勉強習慣がついていない生徒がMARCHに合格するための平均勉強時間は、3600時間

★合格者と不合格者は、勉強時間に差がある。不合格の最大原因は、勉強不足。


3600時間は、1日平均約10時間です。

3から勉強を始めたとしたら、平日8時間、休日15時間が必要です。

それくらいは当たり前・・・と思ってくださいね。

 

つづく


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2022年7月10日日曜日

英語長文・現代文・小論文・雑学・マンガ その5

 日本史マンガの続きです。

やはり日本史のマンガは多いですね。

個人的な感想になるのですが、私は歴史といっても、庶民の暮らしを内容とする本が好きなんです。私自身が庶民ですから。雲の上のような偉い人の人生より、その時代時代で庶民がどんな暮らしをしていたか、どんなことを考え、どんなことが嬉しく、どんなことが悲しかったかえお知りたいんです。結果、「なんだ、現代人と変わらないじゃん」と思えることが好きというか。旧石器時代の人類でさえ、私たち現代人と同じ人間だということを確認したいのです。

私たちの直接の祖先は、明治も江戸も、弥生も生きていました。それは絶対なんです。今ある命は、人類が誕生したその時から受け継がれてきました。だから今、私たちがいます。

そんな考えで選んでいます。


「そば屋幻庵」コミックス第1巻
・そば屋幻庵(江戸)

話自体はよくある?感じで、青臭い部分もありますが、ディテールは江戸をしっかり感じさせます。





・壬生義士伝(幕末)

「壬生義士伝」コミックス第1巻
浅田次郎氏原作のマンガ。原作に忠実で、絵がリアル(劇画調)です。新選組ものですが、チャンバラでは終わりません。生きるとは。家族とは。考えさせられる浅田作品です。映画もあります。








・天の血脈(明治・古墳)

「天の血脈」コミックス第1巻

前回紹介した「ナムジ」と同じく、安彦良和の作品です。日露戦争前夜の日本と満州と韓国、そして古墳時代の日本と朝鮮を結びます。






・はいからさんが通る(大正)

大正時代の女学生が主人公。古い作品ですが、時代背景はものすごくわかります。映画もあります。


・アルキメデスの大戦(日中戦争~第二次大戦)未完

「アルキメデスの大戦」コミックス第1巻

有名な?「ドラゴン桜」作者、三田紀房による作品です。天才数学者が当時の日本を「科学」します。時代背景がものすごくわかります。既刊28巻でまだ連載中です。








・風太郎不戦日記(第二次大戦)

・この世界の片隅に(第二次大戦)

・火垂るの墓(第二次大戦)アニメ・小説

第二次大戦中のできごとを、完全に庶民の目線で描いた作品。エライ人は出てきません。その分、感情移入できます。「この世界の片隅に」「火垂るの墓」のアニメはいいですよ。

「風太郎不戦日記」コミックス第1巻
「この世界の片隅に」コミックス上巻




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2022年6月12日日曜日

英語長文・現代文・小論文・雑学・マンガ その1

早速ですが、大学受験に雑学はとても、とっても大事です。雑学知識が多いと、英語長文・現代文・小論文にはもちろん、地歴公民理科古文漢文すべてに役に立ちます。

そして、偏差値と雑学知識の多さは比例すると感じています(個人の感想です)。

少なくとも、相関関係はあると思います(仮説です)。

テレビのクイズ番組(「雑学王」など)で強いのは、ほとんどが東大・京大の学生またはOBだというのも、この仮説の理由になっていると思いますが、いかがでしょうか。

 

伊藤和夫という受験英語の神様(故人)は、その著書で

「あらかじめ知っている英文しか読めない」

と言いました。

だって、大学で習う物理学が英語で書かれていたら、それがたとえどんなに平易な英語で書かれていたとしても、普通の人は読めない(=わからない)ですよね?

ですので、伊藤和夫氏の言葉を少しかみ砕けば、「書かれた英文を理解するだけの土台がなければ、その英文は読めない」のです。

同じことは、現代文にも小論文にも古文にも漢文にも言えますね。

とくに小論文は、前提知識がなければまともな点になる論文を書くことはできません。

 

じゃあ、どうしたらいいの?

ってことを、また今度考えていきましょう。


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2022年4月5日火曜日

大学受験は納期

以下の文章を読んで、下記の問いに答えなさい。


「納期」とは「商品などを納品する時期・期日」(コトバンクより)です。

私は、大学受験の受験日は、この「納期」だと感じています。

受験日という「納期」までに、納品先(=大学)が「これでよし」というものを納品しなければならないからです。

 

私事で恐縮ですが、私が拙い原稿のようなものを出版社の担当者様にお納めするとき、納期を守り、かつ担当者様が「これでよし」とおっしゃってくださらないことには、私の仕事は終わらず、お金ももらえません。

必要なこと、つまり要件は、

①納期を守ること

②納品先が「これでよし」と言ってくれること

の2つだけです。

ここに、私(納品元)の意思などは考慮されません。

「ご担当者様、差し出がましいようですが私はこうこうこういった所存で・・・」

と抵抗しても、

「うるさい直せ。さもないと・・・」

と言われればそれまでですorz

ここで、

「けっ、無知な担当者め。俺を誰だと思っていやがる。Fu…」

と、もしも、万が一、絶対にありえないことではありますが、私が仮に心の中で言っていたとしても、仕事では何も生みません。

「ははっ、承知いたしました。ご指摘、ご指導まことに痛み入ります。いやはや、なるほどご担当者様は慧眼でいらっしゃいますね。将来の社長候補との噂も・・・」(もみ手)

と言えば済むことなのです。

プライドなんか、はっきりと邪魔です。

 

大学受験もね、おんなじですよ。

大学受験はね、仕事のシミュレーションです。

大学が「よし」と言ってくれない限りは、受験生個人のどんな主張も言い訳も無駄です。

であるからして、大学の要求するものを汲み取り、それに応えるしかないんです。

だからこそ、

偏差値が高い=仕事が早く、クオリティーも高い(んじゃね?)

と推測されるんですね。就職とかなんかで(あくまでも片面的な価値観ですが)。

決して、偏差値が高い=頭がいい、ではないのですよ。

また、頭がいい=仕事ができる、というのも成り立ちません。

言えるのは、

偏差値が高い=納期は守るだろう。要求したことができるだろう。

という推定だけです。

 

大学に合格したければ、自分を捨てて、納期を守り要求されたことができる人になりましょう。

では、下線部を英語にしなさい。


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2019年7月14日日曜日

大学受験は変身願望だ


もうね、平成までは通り過ぎちゃって令和とかになっちゃったらしいので、昭和の時代の私の考え方なんか持ち出したところでね、どーせね、って思うわけですよ。文明開化の時代の天保頭、ってやつですよね。
でもね、もうこのへんがオヤジなんですけどね、これだけはどうしても言わないとストレスが溜まってきているんですよ。ほんとすみません。

過去にうまくいかなかった子たちを思い浮かべると、今でも心が痛むんですよ。だからですね、そんな思いはもう、二度としたくないんです。
こういう言い方をすると、生徒のためではなくて私のために書いているみたいですが、その通りです。
ほんと、今でも、うまくいかなかった子たちには、11回は心の中でごめんなさいしてます。
その子たちが受験生だったころには、私は必死だったと思います。でも、うまくいかなかった。なぜなのか? いつもいつも考えるわけです。
わたしが年寄りだから生徒の気持ちがつかめなかったのか? もっと寄り添うべきだったのか? それとも突き放すべきだったのか? それとも生徒自身の気質の問題だと割り切るべきなのか? 未だに答えは出ないのです。

私はね、大学受験って、究極には変身願望だと思うんです。
大人になりたい、あんなことやこんなこともしたい、ああなりたい、こういうふうになりたい、という欲求です。だから、「モテたい」くらいの動機で十分なんです。
そして、さらにその根底には、コンプレックスや、進学校なら「プライドを維持したい」という欲求があるはずです。それらは、時として怒りに近い感情です。
だから、高校生のままでいたい、まだまだ子どもでいたい、現状で十分満足、という場合には、そもそもうまくいかないんです。

大学受験は、志望校と自分の実力が離れていればいるほど、捨てるものが多くなります。睡眠時間はもちろん、趣味や友達関係にだって、かなりの制限をかけなければうまくいきません。
でもそれこそが、変身に絶対必要な要素なんです。つまり、我慢こそが大学受験なんです。
来年でもできることを、受験生である今、やってしまう。それで我慢をして勉強している受験生と同じ結果を得ようなどと、虫が良すぎるんです。
人より伸びようと思ったら、人より多く、効率よく勉強しなければなりません。単純な話なんです。でもそれができないから伸びないわけで、ならば塾では授業以前に、そういう当たり前の理屈を語らなければならないと思うのですが、そこで最初の話に戻ってしまうんですよ。

どこまで寄り添うべきか。

どこまで踏み込むべきか。

突き放した方がいいのか。

・・・私の頭は古い。でも、勉強には絶対に普遍性がある。昔も今も変わらぬことがある。それは、人より努力しないと人より伸びない、という事実です。
方法論やツールは変わります。変化します。でも、人間がそれほど変わっているとは思えない。人間なんて、旧石器時代から気質なんて変わっていないと思いますよ。
よって、ここに私の考え方を示して、今日は終わりにしようと思います。
愚痴ですみませんでした。


オヤジの現役時代(大昔)
偏差値405月の模試)から現役で早稲田に合格するために、どうすべきかをよく考えた。

受験勉強以外のものは邪魔でしかない。
 → 雑念、煩悩、用事、会話、移動時間、トイレ、風呂、食事、睡眠は邪魔だ。

・移動時間は英語を聞く。
・トイレ・風呂・食事中も勉強。
・会話は唯一の気分転換。笑える話か、役に立つ話しかしない。短く切り上げる。
・英語を聞けない移動時間はとにかくダッシュ。
・睡眠は最小限。限界まで布団では寝ない。
・眠くなったら机にうつぶせて寝る。
・雑念や煩悩が起きたら運動。運動は脳によい。
・体力温存のために、眠気が起きない限り机に座らない。寝そべって勉強する。
・学校は三分の一サボる。
・学校の授業中は可能な限り寝る(起きている価値のある科目以外)。
☆しかし、日曜日の夕方以降は自由時間とした。
☆ここまで決意してもすべてはやり切れない(誘惑や煩悩に負け、その度に自己嫌悪)。
☆結局、浪人。

浪人時代
1回だけ模試である科目の偏差値が80を超えた。その後も常に模試の成績優秀者欄に名前が。
☆某予備校の特待生に。しかしテキストだけもらって宅浪。
☆遊びたいなら、模試で第一志望の大学の偏差値より+8をたたき出してから。
☆おかげで、浪人時代は16時間分の勉強を必須に、やる気次第で+αの勉強しかしな
 かった。
☆入試直前まで、週2回バイトしてた。
☆浪人時代は、実は楽しかった。




2015年9月27日日曜日

座談会 大学受験の成功と失敗

“勉強法の真実”シリーズ初の座談会です。
MJと副室Kが普段、どんなことを思い、どんなことを話しているか、その一端をお聞き
ください。
きれいごとではなく、“真実”に迫る話をしたいと思います。
チャートつきです(笑)

MJ「この前の記事では、“卒業生特集”のつもりが、いつのまにか“偏差値50の高校から”に半分すり替わってしまった。悪い癖だ」
副K「うん。そう言っていつも反省しないね(笑)。でも、“偏差値50の高校”の生徒が一番多いし、成功例も多いから」
 (チャート:人口比では、おおむね偏差値50が最大多数となります。)
MJ「そういえば、“偏差値50の高校”の生徒で“失敗”した子って、いままでいた?」
副K「うーん…、何をもって“成功”“失敗”っていうのかが難しいけど」
MJ「たとえば、レベルアップすれば成功、レベルダウンしたら失敗、とか」
副K「でも、卒業生の晴れ晴れとした顔や、それこそ“卒業生特集”に登場したみたいな、レベルダウンをしても生き生きとしている子もいるでしょう」
MJ「たしかに。本人が納得しているというか、力を出し切った感や、好きな道を見つけた感があれば、成功といえるのかもしれないな」
副K「そういう意味でいえば、ほとんどの子が成功だよね」
MJ「レベルダウンをしても、それが本人の努力の結果であり、しぶしぶ進学するんじゃなくて、好きな道だったり、納得のできる、胸を張れる進路であれば、“成功”って言っていいよ」
副K「高1からテスト前だけは頑張って、推薦を取った子だって、“成功”でしょう。だって、頑張ったんだから」
MJ「…逆に、失敗した子っているのか?」
副K「…ぱっと思い浮かぶのは……2人だねえ」
MJ「たしかに。昔のことをすべてさらってみれば、あくまでも受験結果自体が“失敗”と言えるのは、2人だ。10何年やっていて、2人。あくまでも“偏差値50の高校”から“失敗”したのは2人だけ。けっこう卒業生はいるのに」
副K「でもその2人も、メールくれたりするし、元気にしているよ。生き生きしてるよ」
MJ「1人はしょっちゅう顔見てるしな…」
副K「それは…シ~っ!」
 (チャート:その“1人”を深く追求しないでください…マジで今、頑張っているから。変わろうとしているから。)
MJ「たしかにその2人は、レベルダウンをしている。そして、受験直前の悲壮感というか、“もうだめだ感”が半端なかったな。覚えるより忘れるスピードのが速いんだもの。」
副K「やる気とか精神的パワーの問題だよねー。もう、本人があきらめちゃっているっていうか」
MJ「しょっちゅう顔を見る卒業生は、一応、あきらめてはいなかったかな。一つ目に合格して、もういいや、ってなっちゃった感はあるけど」
副K「もう1人の子だね。受験直前に見てらんなかったのは。だいぶ昔の話だけど」
MJ「親や友達や異性関係にも悩んでたみたいだったね。何もあの時期に…って感じだった」
副K「でも、納得して入学して、それなりに楽しそうだったじゃない」
MJ「有名大学だったからね。キャンパスもデカいし、人も多い。気が合う友だちは必ずできるもんだよ。もともと目指していたところが高すぎたのかもしれない。妥当な結果だったのかも」
副K「ぜんぜん失敗じゃないじゃん(笑)」

MJ「こう考えると、“偏差値50の高校”の生徒に“失敗”っていないねえ」
副K「恐いことだけど、むしろ失敗は“偏差値60の高校”の生徒に多いんだ。“失敗”とは言えないけど、思ったようにいかなかった子」
MJ「たしかに。そして“偏差値65以上の高校”の生徒になると、ほとんど“失敗”しない」
副K「“偏差値60の高校”の生徒が、いちばん危ないんだよ…」
(チャート:“偏差値60の高校”とは、中学時の成績がおおむねオール4くらいで入る高校のことである。進学する大学として最も普通なのは、ズバリ“日東駒専”。MARCHならがんばったと言える。だから“偏差値60の高校”での失敗とは、“日東駒専”レベルの大学に合格したくてもできなかった場合をいう。)
MJ「そう。“偏差値60の高校”には、無気力な子が一定数いる」
副K「結局、受験って気力だもんね」
MJ「うん。まったくその通り」
副K「あと、高校に入ってから変わらなかった子」
MJ「うん。中学時代や高校受験で“そこそこできた”から、その栄光をひきずってるの」
副K「“過去の栄光”なんかに縛られていたら、変われないじゃん。変化できないじゃん。県立トップ校や難関私立の子だって中学時代からの勉強に対する考え方を脱却しなければ早慶レベルはキツいんだから、まして“偏差値60の高校”ならなおさらだよね」
MJ「うん。人が変わるくらいじゃないと」
副K「ところが、“偏差値60の高校”の子って頑固な子が多くてねえ。人の言うことをなかなか素直に受け取れない。言うこと聞かないんだよねえ。あるいは、変化する気力がないの。疲れた人みたいに。」
MJ「うん。逆に言えば、そうだから中学でオール4止まりになってしまう。真面目に勉強しているのに、なかなか5が取れない。新しい考え方とか知識とかを、『面白い!!』ってならない。こう、突っ込んでくる感じがない。やっぱり、気力かね」
副K「本能的な興味とかが薄い。ひょっとしたら抑圧すらされている。『勉強してればいい』みたいな。無理やり勉強させられてるみたいな。勉強していて、ちょっとでも喜びが見いだせなければ、その上は難しいよ」
MJ「大学受験って、ものごとに対する興味や、勉強することの喜びが少しでもなければきついよね。特に文系科目はそう。紙の上、机の上だけでの勉強では、上位大学の問題は読めないし、読むのが苦痛になるはず」
副K「“偏差値60の高校”には、そういう子がいるね。だからこそ変わらなきゃいけないのに、プライドや考え方が邪魔をして変化できない。そういう、何の役にも立たないプライドなんか、ぜーんぶ捨ててしまえばいいのに」
MJ「“偏差値60の高校”から横市やICUMARCHに合格した子は、馬力があったね。気力も充実してた。成功した子もたくさんいる」
副K「結局、“気力”だよ! “プライドを捨てるぞ!”って決心することも気力のうちだ」


副K「“偏差値50の高校”の子にも無気力な子はいるけど、“偏差値60の高校”の子に比べて変なプライドがないじゃん。自分はバカだと思っているから、私らの言うことを素直に聞く。バカまじめ」
MJ「それで、ちょっとできるようになったりするとすごく喜ぶ。勉強に対する喜びを持てるよね。」
副K「あと、勝手に進路を見つける子が、“偏差値50の高校”の生徒に多いね」
MJ「そうだねー。何かに縛られていないというか、親御さんも過度な期待はしていない場合が多いし」
副K「いや、期待をしている場合もあるんだけど、その期待も“…たらいいな”に近くて、受験直前になるとがぜん現実的になる」
MJ「子どもの方が親御さんの意向を打ち破ることも多いし、親御さんを説得しきることも多いよ。親御さんも子どもの進路選択に納得しているし、結果にも納得している、っていうかホッとしてる」
副K「そりゃあ、子どもが自分で将来の選択をしたんだもの。普通は喜ぶよ。本心は別にあったとしても、あからさまにがっかりしてたんじゃあ子どもがかわいそうだ」
MJ「結局、自分で選択してその通りに実現させる、っていう気力が大事なんだよね」
副K「そう。まったくその通り。進路の結果じゃなくて、“自力”で“選択”して“実現”させる、っていう過程は、見ていてやっぱり嬉しい。だってそれが“成長”だもん。1年前までは“だりぃ”“うぜぇ”しか言わなかった子や、部活やバイトばっかりで勉強なんてまったく興味のなかった子が、『オレ、大学行こうと思うんだよね』とか、『○○になりたいから専門行きたいんだけど』なんて言い出して、勝手に塾と話をしてくるんだから、そりゃ頼もしいよ」
MJ「それに“日東駒専”に合格すれば万歳!なので、その上となるとさらに“成功した感”が高まる」
副K「いたよねえ。“偏差値50の高校”から明治、青山、成蹊、明学…に受かった子。一般でも推薦でも…いたねぇ」
MJ「ブログの記事にも書いたけど、“偏差値50の高校”の進学実績データを見るとほんとに少数だもんな、そのレベルは」
副K「それに、高1から定期テストを頑張って、好きな大学や専門学校に進学できた子もいいね」
MJ「うん。だって高1から大学を見据えて頑張ったんだもんな。えらいよ」
副K「去年はこのレベル(“偏差値50の高校”)から公立大学に合格したね。立派だよ」
MJ「推薦の子も立派だよ」
副K「もちろん」


MJ「では、最後に“偏差値65以上の高校”について語って終わりにしましょう」
副K「ぶっちゃけ、このレベルの子たちはあまり心配ないね。頑固な子にはオラオラできるし、必要と思えば予備校に行くし。」
MJ「意思そのものは強い子が多くて、無気力な子はまずいないから、気力の意味では安心。問題はプライドだけだね」
副K「根拠のないプライドは困るけど、“頑張れば、自分にはできる”というプライドは持ったままがいいね」
MJ「このレベルの子って、例えば早慶とか国立とか、それに準じるレベルの大学じゃないと“格落ち”感があるから、必死で勉強するよねえ」
副K「ああ、あるねえ、“格落ち”したくない感。むしろ、それがすべてというか」
MJ「すべてだね。いろいろもっともらしい理由をつけたとしても、結局は今のプライドを保ちたいんだよ」
副K「そのプライドを保つために、1年間だけプライドをすべて捨ててバカになる」
MJ「そう、納得すれば、という条件付きだけど、彼らは何でもやるよね。たとえ徹夜してでも必ず遂行する。丸暗記する必要があればつべこべ言わずに暗記するし、まねをしろと言えば完コピする」
副K「完コピ…よく知ってるね。使い方は正しいのだろうか…」
MJ「オレ様はこう見えても音楽好きなのだよ。絶対音感を持っている」
副K「へぇ…嘘くせっ!」
 (チャート:このように座談会はしばしば脱線しましたが、なるべく省略してまいりました)
副K「彼らも、楽々合格したわけじゃないよね」
MJ「うん。前々から言ってるけど、奴らの努力は泥臭い。決してスマートじゃない」
副K「それから、やる前に『え~』とか言わない。やってみてから文句を言う」
MJ「とにかく、時間当たりの作業量が多い。エネルギー出力が大きい。短時間に目いっぱい頭を使うことができる。だからすぐ疲れちゃうんだけど、休憩してまた頑張る」
副K「だらだら勉強しないんだよね。勉強するときに、今、何のためにそれをやっているかがわかっているし、それをやればいつ頃までにどのくらい伸びるかを予測しながらやっている」
MJ「だから、決して“頭がいい”わけじゃないの。スポーツで言えば、筋肉が太いのと同じ。運動神経がいいわけじゃない。」
副K「そう。瞬発力があるんだよね。雑巾を絞るように脳みそを絞っている」
MJ「だから、頭がよくなりたいと思う人は、または子どもの頭をよくさせたいと思っている親御さんは、ドリルを繰り返すのではなく、大学受験のときにギュウ~っと絞れる脳みそを作ることを心がけるとよいです。瞬発力のある筋力を鍛えるのと同じ。何時間もぶっ続けで勉強させるのはよくない。興味を引き起こさせるのも大事。興味のある物を探して、それを与えること。禁止事項を少なくすること」
副K「話は戻るけど、“偏差値60の高校”の子って、“ドリルを長時間やる”子が多いね。子どもその方が楽だから、そういう勉強を選んじゃう」
MJ「そう。よく3時間も4時間もぶっ続けで机に向かっていられるな、と思うよね。オレなんか30分で疲れちゃうよ。少なくとも1時間に10分は休憩しないと脳みそがもたない。思考力も暗記力もなくなっちゃう」
副K「学校の宿題もドリルだしね。思考型や調べもの型の宿題とどちらがいいか選ばせればいいのに。ドリルこそが勉強だ、みたいに思っちゃうと、勉強って楽しくないだろうと思う。」
MJ「せめてワークだよねぇ。ワークなら暗記型も思考型もあるし」
副K「成績ややる気によって選択できる宿題がいいね。でも学校の先生にそれを要求するのは酷だよなあ」
MJ「だからこそ塾があるんです」

MJ「ほんと、これで最後にするけど、ぶっちゃけ、具体的な名前で言っちゃうけど、“市立金沢”や“北陵”は“偏差値60の高校” なのか、“偏差値65以上の高校”なのか、どっちだろう?」
副K「すごいびみょうだねえ…ボーダーラインだねえ…」
MJ「うん。“市金”“北陵”の子、君たちは“偏差値65以上の高校”の泥臭さと必死さを持つように心がけ、変なプライドは捨てて、バカになって素直に勉強をしなさい」
 (チャート:“変なプライド”などと言葉を濁しておりますが、実際の座談会では“ゴミみたいなプライド”と言っていました。ああ、バラしちゃったら意味ないじゃん…)
副K「さて、まとめましょう。」
MJ「結局、一番大事なのは気力だ、ということ。小中学生のときには、気力を失わせないように、いざというときに気力を振り絞れるような考え方や行動をしてほしい」
副K「あとは、ゴミみたいなプライドを捨てること。トップ校の生徒でさえ、部活を引退して初めて受ける模試では偏差値40台って決まってんの!」
MJ「そう。よく、“偏差値40から早慶へ”なんてキャッチコピーあるけど、まともに勉強していなければ、最初はみんな偏差値40なの。当たり前のことで威張らないでほしい。気力さえあれば偏差値の102030、上がるに決まっているんだから」
副K「そしてトップ校以外の高校生は、最初の模試では偏差値20台、30台なんてザラ。プライドなんか全部捨てなさい。アンタたちは、大学受験の世界では遥か後方からのスタートなの」
MJ「トップ校の生徒もそうでない生徒も同じ。プライドを捨て、泥臭く、気力を振り絞り、変わりなさい。」
副K「プライドを捨てて、泥臭く、気力を振り絞れば、必ず何かが変わるよ。“未来は、思った通りになる。”が私の信条。っていうか、真実です」
MJ「さて、まだまだ言いたいことはたくさんありますが、今回はこれで終了します。また機会があれば座談会を開催し、記録したいと思います。内容について、もしご気分を悪くされた方がいらっしゃいましたら、何卒ご容赦ください。他意はありませんし、例外もたくさんあることは存じております。むしろ、こうなってほしい、という願いを込めています」


MJ・副K「それでは、失礼いたします<m(__)m>


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