2022年4月5日火曜日

大学受験は納期

以下の文章を読んで、下記の問いに答えなさい。


「納期」とは「商品などを納品する時期・期日」(コトバンクより)です。

私は、大学受験の受験日は、この「納期」だと感じています。

受験日という「納期」までに、納品先(=大学)が「これでよし」というものを納品しなければならないからです。

 

私事で恐縮ですが、私が拙い原稿のようなものを出版社の担当者様にお納めするとき、納期を守り、かつ担当者様が「これでよし」とおっしゃってくださらないことには、私の仕事は終わらず、お金ももらえません。

必要なこと、つまり要件は、

①納期を守ること

②納品先が「これでよし」と言ってくれること

の2つだけです。

ここに、私(納品元)の意思などは考慮されません。

「ご担当者様、差し出がましいようですが私はこうこうこういった所存で・・・」

と抵抗しても、

「うるさい直せ。さもないと・・・」

と言われればそれまでですorz

ここで、

「けっ、無知な担当者め。俺を誰だと思っていやがる。Fu…」

と、もしも、万が一、絶対にありえないことではありますが、私が仮に心の中で言っていたとしても、仕事では何も生みません。

「ははっ、承知いたしました。ご指摘、ご指導まことに痛み入ります。いやはや、なるほどご担当者様は慧眼でいらっしゃいますね。将来の社長候補との噂も・・・」(もみ手)

と言えば済むことなのです。

プライドなんか、はっきりと邪魔です。

 

大学受験もね、おんなじですよ。

大学受験はね、仕事のシミュレーションです。

大学が「よし」と言ってくれない限りは、受験生個人のどんな主張も言い訳も無駄です。

であるからして、大学の要求するものを汲み取り、それに応えるしかないんです。

だからこそ、

偏差値が高い=仕事が早く、クオリティーも高い(んじゃね?)

と推測されるんですね。就職とかなんかで(あくまでも片面的な価値観ですが)。

決して、偏差値が高い=頭がいい、ではないのですよ。

また、頭がいい=仕事ができる、というのも成り立ちません。

言えるのは、

偏差値が高い=納期は守るだろう。要求したことができるだろう。

という推定だけです。

 

大学に合格したければ、自分を捨てて、納期を守り要求されたことができる人になりましょう。

では、下線部を英語にしなさい。


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