2021年8月29日日曜日

英語勉強法について その7 簡単な英作文3

しつこくなってきた気がしますが、簡単な英作文の続きです。

複数形の名詞を伴うと、難易度がぐっと上がります。

主語だけが複数形なのか、主語に伴って動詞の後ろも複数形になるのか。

冠詞は必要なのか。

まったくできないというよりも、ミスが発生しやすくなるのです。

瞬時に正確に英作文するとなると、慣れないと難しいものです。

(肯定文・複数形を含む)

1、私たちは学生です。

2、あなたは友達がたくさんいます。

3、これらは本です。

4、私はたくさんのCDを持っています。

5、彼らは高校生です。

6、これらはいくつかのえんぴつです。

7、あなたはいくつかのペンを持っています。

8、これらの箱はすてきです。

9、彼らは背が高い。

10、     私は何冊かの本を読みます。

11、     あれらのバスはすてきです。

12、     あれらはすてきなバスです。

13、     私たちはいくつかの歌を知っています。

14、     あれらはすてきな歌です。

15、     私はいくつかのラケットを持っています。

16、     私には2人の弟がいます。


解答例です。

1. We are students. / We are the students.

2. You have a lot of friends. / You have many friends. 3. These are books. / These are the books. 4. I have a lot of CDs. / I have many CDs. 5. They are high school students. / They are the high school students. 6. These are some pencils. 7. You have some pens. 8. These boxes are nice. 9. They are tall. 10. I read some books. 11. Those buses are nice. 12. Those are nice buses. / Those are the nice buses. 13. We know some songs. 14, Those are nice songs. / Those are the nice songs. 15, I have some rackets. 16, I have two brothers. / I have two younger brothers.

ごく簡単に、定義ではなくイメージ的に言うと、複数形の名詞にaは無理ですがtheはつけて構いません。

でもmyやyourなどをつけたら、theはつけません。

the my pens という言い方は不自然とされます。

また、the many ~ は使うことがありますが the some ~ は使いませんね。

このへんは理屈でも説明できますが、このレベルではあまり深入りしないで、そういうもんだと思っていたほうがいいでしょう。


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2021年8月23日月曜日

英語勉強法について その6 簡単な英作文2

前回に引き続き、簡単な英作文を紹介します。

より具体的に勉強法をお伝えするためだとご理解いただけると幸いです。

前回よりもさらにスモールステップにしました。

瞬間英作文だと思って、どうぞ。

(肯定文・単数)

1、あなたは中学生です。

2、私は医者です。

3、あなたはギターを弾きます。

4、私はこの花が好きです。

5、この車は赤です。

6、私は図書館に行きます。

7、私は(1人の)妹がいます。

8、彼は19歳です。

9、彼の名前はMarkです。

10、       私は学校に通っています。

11、       私は日本語を勉強します。

12、       英語は簡単です。

13、       これは大きなバッグです。

14、       このバッグは大きいです。

15、       私はバッグを持っています。

16、       私は音楽を聞きます。


解答例です。

1. You are a junior high school student.

2. I am a doctor.

3. You play the guitar.

4, I like this flower.

5, This car is red.

6. I go to the library.

7. I have a sister.

8. He is nineteen years old.

9. His name is Mark.

10. I go to school.

11. I study Japanese.

12. English is easy.

13, This is a big bag.

14, This bag is big.

15, I have a bag.

16, I listen to music. 

★13番と14番、意味は全く一緒ですが、2種類の英語で表現しています。主語「~は」の部分が違うのですね。

★英語の現在形は、主に事実や習慣的動作で使われます。



2021年8月16日月曜日

英語勉強法について その5 簡単な英作文

前回、関係代名詞のお話を通じて、

「関係代名詞が苦手な人は中1中2の英作文ができないことが多い」

という結論を導き出しました。

では、そもそも「簡単な英作文」とは何なのか?というお話を今回してまいります。

 

例えば、こんな感じです。

1 私は医者です。

 

2 彼らはカナダ出身です。

 

3 彼女は今自分の部屋にいます。

 

4 これらは本です。

 

5 彼は日本人です。

 

6 私たちはテニスの選手です。

 

7 私はサッカーが好きです。

 

8 Tomは学校にバスで行きます。

 

9 彼は日本語を勉強します。

 

10 AmyMegKobeに住んでいます。

 

すべて肯定文で、中1の秋までに習う文法と語句を使っています。

そう。関係詞に必要な英作文力は、この程度なんです。

しかし、be動詞、一般動詞、単数、複数など混ざっているので、英語が苦手な人にとっては、完全正解(パーフェクト)は難しいものです。

いやいや・・・多少の自信がある高校生ですら、ノーミスは難しいのでは?

 

答えです。

1  I am a doctor.  ※冠詞(a)は必要

 

2  They are from Canada.  ※冠詞(athe)はつけない

 

3  She is in her room now.  ※冠詞(athe)の代わりにherがある

 

4  These are books. ※冠詞(the)はあってもよい

 

5  He is Japanese. ※冠詞(athe)はつけない

 

6  We are tennis players.  ※冠詞(the)はあってもよい

 

7  I like soccer.  ※冠詞(athe)はつけない

 

8  Tom goes to school by bus.  ※冠詞(athe)はつけない

 

9  He studies Japanese.  ※冠詞(athe)はつけない

 

10  Amy and Meg live in Kobe.  ※冠詞(athe)はつけない

 

いかがでしたでしょうか。もちろん別解はいくらでもありますが、一応模解ということで。

これがスラスラとノーミスでできた、という人は、文法をやって、単熟語を覚えて、という普通の方法で大丈夫です。

できなかった人は、これができるまで繰り返し練習しましょう。

そしてさらに、これらの文を疑問文・否定文にしてみましょう。

 

英語は、ほかの科目もそうですが、まず、少ない分量を完璧にできる、ということがとても大切だし、必要です。

勉強は量だ、とする考え方が一般的ですが、それはこのような基礎がパーフェクトにできている人にとってこそ有効です。

量に溺れそうな人は、「少ない分量を完璧に」

このことをぜひ心に留めておいてください。

 

 

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2021年8月9日月曜日

英語勉強法について その4 簡単な英作文と関係代名詞

いきなりですが、関係代名詞が苦手、という人は結構多いのではないでしょうか。

いきなりですが、その原因は、たいてい、簡単な英作文ができないことが原因です。

なぜなら、関係代名詞の文は、二つの完全な文がくっついているだけだからです。

これは、関係代名詞の大原則です。

この大原則を疎かにしていたら、永遠に関係代名詞の完全理解はあり得ないのです。

二つの完全な文がある、という大原則があるからには、その一つ一つの文を完全に作れなければ、関係代名詞を含んだ文を正しく作れない、ということになります。

 

まずは、関係代名詞の大原則について、例文で見ていきましょう。

次の二つの文を、関係代名詞を使って一つの文にしなさい。

1,I have a friend.  He lives in Paris.

まあ、これくらいならすらっとできる人が多いでしょう。

手順としては次のようになります。

①前の文と後ろの文で、同じ単語に_をひく。

I have a friend.  He lives in Paris.

②後ろの文の_の単語を関係代名詞に変える。

I have a friend.  who lives in Paris.

③_の単語と単語を隣どうしにする。

I have a friend who lives in Paris.

出来上がりです。

このとき、前の文の_の単語を「先行詞」と呼びます。

「先行詞」と「関係代名詞」はまったく同じ単語です。

和訳も、前々回の記事「その1」のやり方でできます。

簡単に復習すると、動詞の前までを「は」と訳したら、あとは後ろから単語をつなげる、でしたね?

「私は、パリに住んでいる友達を持っている。」

※関係代名詞自体は訳さないのがコツです。

 

ほんの少し複雑にしましょう。

2,This is a poem.  I wrote it five years ago.

手順通りにやってみましょう。

①前の文と後ろの文で、同じ単語に_をひく。

This is a poem.  I wrote it five years ago.

②後ろの文の_の単語を関係代名詞に変える。

This is a poem.  I wrote which five years ago.

③_の単語と単語を隣どうしにする。

This is a poem which I wrote five years ago.

出来上がりです。

「これは、5年前に私が書いたポエムです。」

 

ここで意識してほしいのは、

「関係代名詞を含むSVの部分と、関係代名詞のないSVの部分は、それぞれ完全な文である」

ということです。

そしてそれぞれのSVのまとまり(=節)は、非常に簡単な、中1や中2で習う英文です。

ですから、関係詞が苦手だという人は、まず、中1中2の英作文が間違えずにできるのかどうか、という点をチェックすべきなのです。

 

よくある間違いの例:

! I have friend who live in Paris.

! This is poem which I wrote it five years ago.


 

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