前回、関係代名詞のお話を通じて、
「関係代名詞が苦手な人は中1中2の英作文ができないことが多い」
という結論を導き出しました。
では、そもそも「簡単な英作文」とは何なのか?というお話を今回してまいります。
例えば、こんな感じです。
1 私は医者です。
2 彼らはカナダ出身です。
3 彼女は今自分の部屋にいます。
4 これらは本です。
5 彼は日本人です。
6 私たちはテニスの選手です。
7 私はサッカーが好きです。
8 Tomは学校にバスで行きます。
9 彼は日本語を勉強します。
10 AmyとMegはKobeに住んでいます。
すべて肯定文で、中1の秋までに習う文法と語句を使っています。
そう。関係詞に必要な英作文力は、この程度なんです。
しかし、be動詞、一般動詞、単数、複数など混ざっているので、英語が苦手な人にとっては、完全正解(パーフェクト)は難しいものです。
いやいや・・・多少の自信がある高校生ですら、ノーミスは難しいのでは?
答えです。
1 I am a doctor.
※冠詞(a)は必要
2 They are from
Canada. ※冠詞(aやthe)はつけない
3 She is in her
room now. ※冠詞(aやthe)の代わりにherがある
4 These are books. ※冠詞(the)はあってもよい
5 He is Japanese. ※冠詞(aやthe)はつけない
6 We are tennis
players. ※冠詞(the)はあってもよい
7 I like soccer.
※冠詞(aやthe)はつけない
8 Tom goes to
school by bus. ※冠詞(aやthe)はつけない
9 He studies
Japanese. ※冠詞(aやthe)はつけない
10 Amy and Meg
live in Kobe. ※冠詞(aやthe)はつけない
いかがでしたでしょうか。もちろん別解はいくらでもありますが、一応模解ということで。
これがスラスラとノーミスでできた、という人は、文法をやって、単熟語を覚えて、という普通の方法で大丈夫です。
できなかった人は、これができるまで繰り返し練習しましょう。
そしてさらに、これらの文を疑問文・否定文にしてみましょう。
英語は、ほかの科目もそうですが、まず、少ない分量を完璧にできる、ということがとても大切だし、必要です。
勉強は量だ、とする考え方が一般的ですが、それはこのような基礎がパーフェクトにできている人にとってこそ有効です。
量に溺れそうな人は、「少ない分量を完璧に」
このことをぜひ心に留めておいてください。
ご意見・ご連絡は・・・
yokohamatotal@gmail.com
へおねがいします。
0 件のコメント:
コメントを投稿