2022年9月25日日曜日

高校の偏差値別・大学受験への心構えその2

 どんな大学受験生活になるか、高校の偏差値別でざっくりと

★偏差値7075の高校

上位層は東大・京大・一橋・東工大(合わせて東京一工と言う)に合格する子もいるし、医学部医学科へ進む子もいます。

そのような環境の中、中位層が、平均3600時間ほど勉強し、早慶に合格します。

早慶に落ちても、多くが上智や理科大や、MARCHなどに進学します。

下位層はそもそも勉強していないので、どうなるかは彼ら次第です。

偏差値70以上の高校とはいえ、勉強しなければ大学には入れません。


★偏差値6569の高校

これらの学校からは、東京一工や医学部医学科に合格する生徒は数人になります。

一方で早慶を目指す子は多く、そもそも勉強は苦痛ではないので、平均3600時間ほど勉強し、上位3分の1くらいが早慶に合格します。

早慶に落ちても、中学内容に穴は少ないので、1800時間程度の勉強で上智や理科大や、MARCHなどに進学します。

下位層はかなり苦戦を強いられます。

 

★偏差値6064の高校

これらの学校からは、早慶に合格する子は学年で10人前後になります。

このレベルの高校の生徒は中学の内容に穴があるため、MARCHに合格するためには平均3600時間が必要になります。

そして上位3分の1くらいが、上智や理科大や、MARCHなどに進学します。

中位層は、ニッコマレベルに進学する子が多数派になります。

 

★偏差値5559の高校

これらの学校からは、早慶に合格する子は学年で数人になります。

MARCHに合格するのも、数十人です。

中学内容に穴がある生徒がほとんどのため、MARCHに合格するには平均3600時間が必要ですが、そこまで勉強する生徒が少ないのかもしれません。

 

★偏差値5054の高校

これらの学校からは、MARCHに合格するのは学年で数人、早慶には数年に一人になります。

勉強慣れしていない生徒が多く、3600時間まで勉強する生徒が少ないのかもしれません。

意識としても「MARCHなんか無理」と思っているかもしれませんし、MARCHを目指して勉強し始めても、道のりの遥かさに愕然とすることもあるでしょう。

 

と、ここまでで言いたかったのは、大学受験は想像より数倍大変だよ、ということです、

大学受験には高校生の上位半分が参加します。

上位半分とは偏差値50以上ですから、偏差値50の高校は大学受験の世界では最後方になります。

偏差値60の高校でやっと真ん中あたりですから、偏差値60を切る高校からは、ニッコマレベルに合格するのもたいへんなのです。

それでも、夢を追うことはとても美しいことで、私はそういう子を全力で応援したい。

無理なら途中で志望校を下げてもいいじゃなないか。

ただ、目指さなければ合格はないんです。

目指したら、正しく勉強しよう。

3600時間の勉強に、前向きに、ときに無心で、取り組んでみては?


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yokohamatotal@gmail.com

へおねがいします。

 

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