2013年10月3日木曜日

Uという講師について

”勉強法の真実ブログ”2009年03月16日の記事より。。


Uはサイボーグであった。
やや高めのテンションを常に保ち、驚異的な早口であった。
掲載許可はまったく取っていないが、私とUの仲を考えれば不要と心得る。
アメリカなら訴えられるはずだが、ここはなあなあ、日本社会である。

公立中から柏陽、2浪して理科大、そして大学中退というUの経歴をお伝えしただけで、その人物像は想像できるだろう。
それくらい、妥協というものを知らない男なのである。
中1時の成績はオール3だったというからたまげる。まあ、私もオール3だったが。
大学中退後、講師として大活躍し、ライブハウスでも大活躍し、そうしながら将来を決めたらしく、東大に落ち、首都大の理工に入った。Uが22歳のときだった。
首都大では首席で、奨学金をたんまりもらっていた。官費たんともらう有能な学生だったらしい。(competent=有能な、はこうして覚えましょう)
大学院は東大に進み、物理を学んでいるらしい。来年度は博士課程である。奨学金は結婚できるくらいたんまりもらえるらしい。

かれは講師時代、思考回路が非常にデジタルであった。そういう理論を好んだ。
そして常に、最小限のエネルギーで済まそうとし、思考力と自主性を重んじた。
そんな彼の考えと横浜トータルアカデミーの方針には多くの共通項があり、彼の台詞が参考になったり、横浜トータルアカデミーの指導方針が間違ってないことを確認できたりした。
彼は最も貢献してくれた講師の1人である。

さて、そんなUの台詞を並べてみる。
「手取り足取り面倒見よくしたら、自分じゃ何もできなくなる。面倒見がよいってことは生徒をどんどんバカにしてるってことになりませんか?」 そのとおり。

「国立理系が英語に割ける時間なんて、週に5、6時間なんです。だからいかに能率よく勉強するかを教えてあげるんです。」 講師の力量が試されるよね。

「計算ミスをバカにするヤツは伸びませんよ。」 はげしく同意。

「中学英語は教科書を丸暗記するのが当たり前ですよ。教科書が暗記できてから、文法や英作文が語れるんです。」 まったくその通り。

「数ⅢCなんて1週間で終わらせるんです。大学院のカリキュラムに比べたら九九のレベルですよ。」 そうなのか?

「TOEICは理系でも700点はほしいですね。」 理想はね。

「シェークスピアは原文で読むのが最高ですね。」 ・・・。

訂正。
Uはサイボーグではなく、ただのヘンタイであった。




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