シリーズ「今日の一文」第3回です。
過去問や問題集を解いていて、お!? と思ったものをご紹介します。
大学入試の英語・現代文・小論文では、著者や大学の先生の考え方を知ることがとても有効です。
入試問題は、大学が受験生に向けたメッセージでもあるのです。
今日の一文は、慶應義塾大学商学部2022年英語より。
Good writing gets dopamine flowing in the
area of the brain known as the reward circuit.
(良い文章を書くと、報酬回路として知られる脳の領域にドーパミンが流れます。)
さて、ドーパミンといえばギャンブルですね(個人の感想です)。
なんと! 文章を書くことが、ギャンブルをしているときと同じだと言うのです!
なるほど、命を削って小説を書いた文豪が多いのも、ツイッター廃人になる人がいるのも、これで納得ですね。
とえいえ、ドーパミンは、なにも中毒にさせるだけの物質ではありません。
音楽を聴いたり、ジョギングしているときにも出ます。
要は、ドーパミンが出ているときって「気分がいい」のです。
さらに、ドーパミンは勉強に対するやる気と集中力アップに決定的な役割を演じてくれます。
ただし、英文で気になるのは「よい」文章、ってとこですよね?
うん、きっとこれは、自己満足でいいじゃないでしょうか。
例えば悲しいとき、困ったときなどに、そのことを書き出してみる、っていう方法があります。
だから、どんどん書いたらいいんですよ、何でも。
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