2022年7月3日日曜日

英語長文・現代文・小論文・雑学・マンガ その4

 続きです。

ところで、今日は英検2次ですね。

ところで、外人には虫の声が聞こえないそうですね。

リンリン・・・という秋の虫の声が聞こえるのは、世界でも日本人とポリネシア人だけだそう。

日本人は「英語脳」をわざわざ作る必要があるのです。


さて、今回は定番、日本史マンガについてです。

日本史は学習マンガもたくさん出ていますが、個人的には面白いと思うのが見当たりません。学習漫画は感情移入できないんです。

やはり、人間味にあふれていて、読み物として読めるものがいいですな。


<古代>

・ナムジ(弥生)全4巻

ガンダムで有名な安彦良和の作品です。シリーズ物で、続編もあります(「神武」「ヤマトタケル」「蚤の王」など)。論争の多い国生みの時代を、民俗的資料に基づきつつ(これ重要!)、独特の解釈で描いています。第三者的な視点ではなく、登場人物があくまでも人間として描かれていて、ああ、その時代の人も現代人と同じか、それ以上に必死に生きてきたのだなと思わせてくれます。





・応天の門(平安)全15巻(未完)

在原業平と菅原道真が事件を解決していくスタイルで描かれています。背景には藤原氏を中心とする貴族たちの争いがあり、平安という時代をイメージできると思います。

・あさきゆめみし(平安)全10巻

とても有名な、源氏物語の漫画化版。原作に忠実ですが、ギャグも涙もあります。早稲田など難関大学では源氏物語のストーリーを知らないと解答できない問題も出るので、早稲田受験生は必読。できれば高2までに読みたいですね。また個人的には、和歌の解釈の訓練のためにも、とってもとっても、すごくすんごくいい本だと思います。

<中世>

・ジパング 深蒼海流(鎌倉)全23巻

源平の争いを詳しく描いた作品。史実に忠実で、かつ、人間味にあふれています。源頼朝がサ○コっぽいと感じるのは私だけでしょうか。

・新九郎、奔る!(室町)全10巻(未完)

数少ない室町時代のマンガ。応仁の乱を詳しく、詳しく描いた作品。人物関係や時代背景は複雑で、マンガなのに何度も読み返したりします。

・信長協奏曲(戦国)全22巻(未完)

戦国時代を描いた作品としては有名?かもしれません。タイムスリップものでもあります。マイルドで小学生でも抵抗なく読めそうな。

・センゴク(戦国)全15巻・シリーズ全72巻

©「センゴク権兵衛」コミックス第16巻

斎藤家、信長、秀吉、そして徳川家に仕えた小大名・仙石権兵衛秀久の半生を描いた作品。全シリーズを含めると72巻にもなる大長編(シリーズに「センゴク天正記」「センゴク 一統記」「センゴク権兵衛」があります)。ついこの間、やっと完結しました。失敗と成功を繰り返した男の生きざまから、何らかの教訓が得られるかもしれません。どのシーンも決して美化されておらず、リアルです。戦国時代だからといって命を粗末にしたわけではないこともわかります。





では、今回はこのへんで。


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