2013年9月6日金曜日

大学4年生 とくに女子について


ウチのアシスタント講師が急成長をしている。
いや、アシスタントゆえに成長が早いのかもしれない。だってプロ講師のやっていることをいつも見ているんだから。
そのうち、「立ていMJ! 天に帰る時が来たのだ!!」とか指を立てて言われそうな気がして怖い。

そんな妄想を繰り広げていたら、今までの講師のことを思い出した。
そして、講師について特に感じるのは、大学4年生になると違うなあ、ということである。
特に女子。(副室K注:あのー、前フリはいったい何だったの?!)
彼女らは4年生になると急に大人になり、仕事も出来るようになり、性格まで穏やかになる気がする。なので私は大学4年生の女子が大好きだ。
・・・かなり語弊がある言い方な気がするが、決していやらしい意味ではない。本当だよ!

旧勉強法の真実ブログでは何人かの講師について書いた記事があるが、女子についてはあまり触れていなかった。
印象に残っている講師は女子にも多いのだが、どう書いたらいいものか考えているうちに機会を逃していた。正直、いやらしく聞こえたらと思うと怖かったし。

独立初年度、中3の入試直前に休みなしで働いていたとき、直前模試を開催する前日、私は意識が朦朧としていて、たぶん目が逝っていた。
それを見ていたのか、大学4年生の講師W(女子)は、
「明日は模試だけなんですか? だったら私、出勤しましょうか? 模試くらい私1人で出来ますよ。休んでいいですよ。つーか、邪魔だし役に立たないから来ないでください。」
とキリッと言った。休日なのに出てきてくれると。
普段から憎まれ口ばかり叩く子で、一度も親切にされたことはなかったのが、このときばかりは天使に見えた。また語弊が。

短期間事務で来てもらったYさんも大学4年生女子だった。
ウチの副室Kは事務処理能力を常に自慢しているが、YさんはKに匹敵する事務能力を持っていた。
加えて、人の動きをよく観察しているというか、よく先の動きが読める子だった。
あまりにも期待以上の働きをしてくれるので、4年生は違うなあ、と思っていたことを覚えている。
「アタシ、すごい男っぽいって言われるんで」
なんて言っていたが、いやいやすごく魅力的な女性でした。語弊。

旧勉強法の真実ブログに“完全無欠の男”と“W”が登場しているが、彼らといまだに仲良くしているらしい女子、KとMも大学4年生まで働いてくれた女子だ。
本当は彼女ら一人一人について詳しく書いて記録に残したいほどなのだが、女子だから特定されると大変だ、などと思い書きそびれてしまった。
KもMも、1年生のときは何度も何度も怒られ、ぽろぽろ泣いていた。
それが4年生になると見違えるように大人になり(語弊)、自ら考え、頼られる女子へと変身したのがすごく印象的だった。
Kは担当生徒をトップ校へ入れた。就活もまるで苦労していなかった。4年生になってからは、表情もしぐさも自信に満ち満ちていた。
Mなんぞは時給がダウンしたことまであったが、その屈辱を努力で跳ね返した。
そして大学在学中に進路を変更し、教師になった。箱入りだったお嬢様が、自分の足で歩きはじめ、自分で選んだ夢を実現した。

講師Yもそうだ。
最初の頃はかなり頼りなかったが、いつも努力を惜しまなかった。
4年生になると自ら指導的な立場を取るようになったが、穏やかな性格とやわらかいものの言い方から疎まれることはなかった。教室運営にも積極的に協力してくれた。
苦手な科目も克服しようと努力し、念願の教師になった。

と、まだまだあるがとても書ききれないので、またいつか。必ず。


いやはや、こんなにたくさんの講師に支えられていたんだな、とあらためて思う。
自戒というか、常に肝に銘じていよう。
私の力は微小なのだ、と。
それにしてもどうして女子は、大学4年生になるとこうも大人になり、なおかつ塾を助けてくれるのだろう。
ジェンダーギャップなど言うつもりはないが、あくまでも割合として、大学4年生になると、男子は塾より外の世界を見ようとし、女子は塾の中をよく見ようとしてくれる子が多い、と思っている。
男子は4年生になると「最後だ遊ぶぞー」と意識が外に向き、女子は「私は・・・」と内側を見つめるようになるのだろうか。
男子は社会人になってもまだまだガキが多いが(昭和末期の印象)、女子の場合、社会人になるということに人生計画や自己実現を含めて考えたりしていて、男子よりずっと大人の自覚があるのではないだろうか? などと邪推している。
もし大学4年生の行動に私の印象どおりの男女差があるとしたら、そうした社会的な差なのかもしれない。
“母性本能”なんかで片付けるよりは、この邪推のほうがマシだろうと思っている。


先日、二人の大学1年生女子がアシスタント講師として働くことになった。二人とも元生徒である。
二人と少しだけ話をしたが、まだまだあどけなく、高校生の頃と何も変わっていないように感じた。
この二人も、4年生まで働いてくれるだろうか。
そして、3年後には別人のように大人になり、頼られる大人になるのだろうか。
今の二人を見ているとまったくそうは思えないが、成長を楽しみにしていようと思う(語弊)。






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