2013年6月14日金曜日

大学入試の真実シリーズ① AO・推薦は受かりやすいか その1

AO・推薦は入りやすいのか!?


新聞や雑誌を読むと、
AO・推薦は入りやすいので狙い目である。
AO・推薦を狙うには向き不向きがある。
AO・推薦で入った学生は学力が低いので、成績や就職が不振だ。
AO・推薦で入った学生は真面目で意識も高く、好成績で就職も成功しやすい・
などさまざまな情報が飛び交っている。
現実的に、AO・推薦が増えているのは実感できる。
しかし、真実はどうなのか?
例によって“真実”を追究することにした。

真実を追究するに当たって大切なのは、噂話ではなくデータである。当たり前だ。
“~のような気がする”はできる限り排除し、数学的に証明しなければならないだろう。
ただ、今回調べた中では、データが雑誌や新聞やネットからであって、文部科学省のデータがあまり使えなかった。
また、各高校の大学進学者データはAO・推薦・一般入試比率の区別がなされておらず、このあたりは経験則や実際の受験生の話を元にするしかなかった。
高校生の話とは・・・
「ガッコーはさあ、もうみんなスイセンで決まっててぇ~、クラスの半分以上がそうなの~、でね、ジュケンする友達と『アタシら肩身狭いよねー』とかいつも言ってるの~」というレベルの話もあるが・・・

さておき、“AO・推薦”とひとくくりにして話をしても、なかなか真実は見えてこないだろう。
要素となるのは、
・大学のレベルや国公立・私立別
・一般受験比率
・在籍する高校のレベル
・科目数や選抜方法
・部活等の実績があるかないか
である。
つまり、
「旧帝大のAO・推薦は一般受験に比べて入りやすいか否か」
「在籍する高校の偏差値は60だが、AOにすべきか一般にすべきか」
「理系で小論文の対策をするのは、AOに落ちて一般受験になった場合不利か」
などとケースに分けて考えなければならないだろう。
その上で、
・早慶第1志望、部活県大会入賞、学区トップ校在籍、面接得意
・MARCHならどこでもよい、学区2番手校在籍、部活やってない、面接苦手
などマトリクスで分けるのがよいと思う。

そのようなわけで次回より新シリーズ「AO推薦か一般受験か」をお送りする(予定)でございます。
よろしくお願いします。

つづく




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